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【働き方別業界研究】残業時間が少ない業種は?

【働き方別業界研究】残業時間が少ない業種は?

働き方改革と残業時間

長時間労働により命を絶つ社員が複数いた事実が明らかになったこともあり、現在では長時間労働是正の動きが加速化しています。
しかし、大学生でもブラックバイトという言葉を知っているように、悪質なサービス残業を強いる企業がいまだにあることも事実です。

働き方改革においても、高度な専門性が必要とされる専門職では高度プロフェッショナル制度により労働時間の規制から除外されています。
一方で、ワークバランスやライフバランスという言葉もあり、仕事だけでなくプライベートも充実させる生き方を選ぶ人も増えおり、なるべく残業時間が少ない職業を選択したいという学生も少なくないでしょう。

残業時間による業種比較と

20代の社会人2500人を対象として実施されたアンケート調査では、残業が少ない業種として「スポーツ・ヘルス関連施設」「薬局」「クレジット・信販」「医療機器メーカー」「小売」「士業」などがあがっています。
一方、反対に残業が多い業種には「建設」「運輸」「広告」「新聞」「EC・ポータサイト」などがランキング入りしています。

どの業種であっても基本的に就業開始時刻と退社時刻は決められていますが、業務内容によってタイムカードでは計ることができない業種があることも事実です。
作業のキリが悪いところで業務を停止することができないということは当然ですが、それによって残業時間が大幅に増えることも考えられるのです。

信販業

クレジットによる販売信用を主に手掛ける信販業では、商品購入やサービス利用料金を立て替えて遅れて請求することが主な仕事となります。
クレジットカードによる取引はほとんどを占めており、新規利用者の獲得や既存利用者のサービス維持が仕事の中心となります。

平均月間残業時間は12.8時間と比較的短く、対面でサービスを提供することがないためストレスも溜まりにくい仕事とされています。
サラ金や闇金といったマイナスイメージを払拭するために、業界全体でクリーンなイメージへの転換を図っており、残業時間の削減にも積極的に取り組んでいます。

小売業

メーカーや卸売の会社から商品を仕入れて消費者に直接物品を販売することが主な仕事です。
販売だけでなく商品管理や顧客対応など、さまざまな業種に分かれています。

平均月間残業時間は13.8時間で比較的働きやすい職場と言えます。
ただ、社員とアルバイトの分業がはっきりしていない職場では残業が多くなることもあります。

士業

法律事務所、会計事務所などで専門分野に関する高い知識や見識をもつスペシャリストとして働く仕事です。
クライアントの依頼を受けて相談、手続き、代行、問題処理などを行うことがメインであり、個別の案件によって処理する時間は異なります。

平均月間残業時間は15.2時間となっていますが、実際には幅やばらつきがあります。
規模の大きな事務所に勤務すると完全に分業されており、それほど労働時間は多くなりませんが、1人でいくつもの案件を抱える個人事務所などでは、労働時間が多くなることもあります。