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【おすすめの別業界研究】運送業界編

運送業界の魅力とは?

物流の大動脈を握る運送業界、その魅力はなんと言っても安定した就業環境にあります。
いくらインターネットをはじめとしたIT環境が発達し、「モノ消費よりもコト消費」が重視される時代になっても、物流の重要性が損なわれることはないでしょう。
人間とは物がないと生きられない生き物であり、人間社会とは物が動くうえで成り立っている社会です。
運送業界の魅力とは、こうした社会の動脈を握っている点にあるのかもしれません。

ただ一方で、運送業界で働くとなると「仕事がきつくないか」「長く働ける職場なのか」といった不安点が出てくるものです。
魅力に加えて実際の仕事内容や将来性といった現実も見ながら、就職先としてどうなのかを見極めていく必要がありそうです。

運送業界の業種・仕事内容とは?

モノを運ぶのが運送業界というのは誰でも知っていますが、この業界は大きく分けると、モノを輸送する「貨物輸送」と人を輸送する「旅客輸送」の2つがあります。
さらにこの2つの業種は、輸送手段によっていくつかの分野に分けることが可能です。
大きく分けると「陸運」「空運」「海運」「鉄道」の4つです。
なので、鉄道業界も広い意味での運送業界とも言えます。
実際にJRにはよく知られたJR東日本、西日本などに加えて、「JR貨物」も存在します。

これらの業種・分野ごとに、さまざまな役割の人材が活躍していることになります。
メインとなるのは、やはり実際にモノ・人を運ぶ運転手です。
鉄道、海運、空運に関しては鉄道業界、航空業界、海運業界に分類されますから、狭い意味での運転手では配送業者のドライバー、タクシーやバスのドライバーが該当するでしょう。

さらにスムーズな運送を維持するための事務職、技術職も運送業界を担う重要な働き手です。
近年では予約システムから移動ルート・運送網の管理までIT化が進められていることもあって、この方面のスキルを備えた事務職・技術職の需要が高まっている傾向が見られます。
ですから、運送業界への就職に興味がある方は運送の現場で働く仕事を目指すか、裏方で活躍する仕事を目指すかの選択も重要になってくるでしょう。

運送業界の今後の可能性

運送業界の今後の可能性については、まず「2024年問題」を挙げる必要があります。
これはトラックドライバーの時間外労働の制限が行われることで、貨物輸送における輸送力の大幅な不足が予想されている問題です。
つまりドライバーひとりの労働時間が少なくなる分、人手を増やす必要があるわけですが、その不足の解消が難しい状況にあるのです。

これを就活の視点から見ると、従来から言われている「運送業界はきつい」という長時間労働の負担が減る一方で、人手不足の影響で売り手市場になることを意味しています。
その意味では、運送業界の現場で活躍したいと思っている人にはよい環境になりつつあるとも言えるでしょう。