【おすすめの別業界研究】海運業界編
海運業界の魅力とは
海運業界で働く魅力は、なんといっても「世界を舞台で働ける」点にあります。
グローバルな時代において世界をまたにかけて活躍する、そんなイメージに憧れる人も多いはずです。
一方で、英語力をはじめとしたコミュニケーション能力、それも国際的なコミュニケーションの能力が問われるので、ハードルが高い面も持ち合わせています。
ただ、必ずしも就職の難易度が高い業界ではないのも特徴です。
業界の魅力として、衰退する可能性が非常に低い安定した業界であることが挙げられます。
浮き沈みがなく、安定したキャリアを築いていきやすい面を持ち合わせています。
何しろ物資や人はつねに移動しているわけですし、グローバル時代によって物資・人ともに行き来がますます盛んになっている状況ですから、将来性も十分です。
さらに国際間のビジネスと関わる機会も多く、非常に規模の大きなビジネス、プロジェクトに関与できるのも海運業界の魅力の一つです。
しかも人々の生活に欠かせない物資を運ぶことも多く、やりがいを感じながら日々の業務を行うこともできます。
海運業界の業種・仕事内容
海運業界とひと言に言っても、いろいろな業種があります。
まず大きく分けて、物資の輸送が挙げられます。
国をまたいだ輸送は「外航輸送」、国内での輸送は「内航輸送」と呼んでいます。
もうひとつは船舶の売買、あるいは賃貸を担う仕事もあります。
船舶を所有したうえで人・モノの輸送を担う企業に売ったり貸したりしており、近年では船舶のリース業も盛んになっています。
仕事内容では、実際に船で行う仕事と陸上で行う仕事に分けることができます。
前者の代表格はやはり船長と航海士と、じっさいに船を動かす人たちが挙げられます。
ほかにも機関長や機関士、通信士、その他船員などが乗船しており、安全な航海のために業務を行っています。
一方後者では、船・輸送の運行業務を担う事務職、船舶の管理や保守を行う技術職、おもにビジネス面を担う営業職などが挙げられます。
ですから海運業界に就職するといってもどの業種で、どんな仕事に就きたいかによって求められるスキルや知識が変わってくるわけです。
外航輸送なら英語力は必須になりますし、船での仕事や技術職なら専門的な知識も必要になってきます。
一方、事務職や営業職は他の業種とそれほど大きな違いはなく、比較的就職しやすい環境にあるとも言えるでしょう。
海運業界の今後の可能性は?
この業界はつねに需要があるため、廃れる可能性が非常に少ないメリットを持っています。
ただしつねに右肩上がりの成長を続けているというわけではもちろんなく、ここ数年は業界全体で減収が続いていました。
しかし2022年頃から持ち直す傾向が見られており、2023年5月の発表では日本郵船、商船三井、川崎汽船の海運大手3社が揃って過去最高益を記録しており、追い風が拭いている状況になっています。
一方で人手不足の問題も指摘されており、就職に関しても追い風傾向が見られるようです。