【おすすめの別業界研究】製薬業界
製薬業界がおすすめなのはなぜか
日本では、高齢者の割合の増加や感染症の影響で、医薬品の需要は増々高まっています。
また、製薬業界は景気変動を受けにくいという特徴もあり、比較的安定しているということで学生にも人気があります。
他の業界と比べると高収入が得られるというのも、おすすめできる理由の1つです。
製薬業界では、平均年収が1,000万円以上のところも少なくありません。
1つの新薬がヒットすると膨大な売り上げになるため、その利益を社員に還元することができます。
製薬業界の業種
業種の1つはMR職で、製品を医療現場に紹介したり、契約後のフォローなどを行う仕事です。
多くの製品を扱うので、内服薬や外用薬だけでなく輸液などに関しても豊富な知識が必要です。
医療現場から副作用などに関する連絡があれば、自社に連絡して対応する仕事も行います。
MR職として働くには、医薬品に関する幅広い知識やコミュニケーション能力が必要です。
研究職は、実験結果の分析や成分の分析などの仕事に携わります。
新薬の研究には膨大な時間がかかり、開発に失敗することもありますが、それだけに開発に成功した時には大きな達成感を味わうことができます。
研究職では優れた能力が求められるので、修士以上という条件を付けているところもあります。
研究職は他の部門との連携が必要なので、コミュニケーション能力も求められます。
開発職は、治験のプランを立てたり治験のモニタリングなどを行います。
医薬品を販売するために、厚生労働省に対して医薬品に関するデータを提出するのも開発職の仕事です。
患者に薬を投与して試験を実施するので、責任の重い仕事です。
医療機関を訪れて報告を行ったり、医師との面談などもするので、コミュニケーション能力も求められます。
事務職は、法務や人事、経理などで働きます。
他の業界の事務職と比べると、福利厚生が整っており安定した給与が得られます。
理系だけでなく文系の学生の応募も多くなっています。
製薬業界の今後の可能性
コロナ禍の影響で社会の健康や予防への意識が高まっているので、製薬会社の役割はますます大きくなっています。
需要の高まりとともに、ヘルステック領域へ参入する企業が増えています。
ヘルステックはヘルスケアとテクノロジーの合成語で、AI、IOT、クラウドなどを利用したサービスを指します。
治療用アプリの開発も活発に行われており、2020年には禁煙治療用アプリの保険適用が認められました。
治療用アプリの開発は、医薬品の開発と比較するとかなり少ない費用で行えます。
また、新薬創出の低下、バイオ医薬品の輸入が増加、ジェネリック医薬品が増えたことによるしわ寄せが製薬メーカーに及んでいるという現状があります。
そのため、製薬会社は今後費用対効果が高い治療用アプリの開発に力を注いでいくと考えられます。