「10年後の自分」を聞かれた時の対策
10年後の自分を聞かれたらどうすればいい?
もしも、就活の面接で10年後の自分について聞かれたら、どのように答えればよいのでしょうか。
10年後というと、大学生であれば30代前半位になるでしょうから、まだよくわからないという人も多いでしょう。
また、企業側が求める回答や質問の意図も知っておくと答えやすくなるはずです。
こういったことを中心の情報をお届けしますので、参考になさってください。
企業側の質問の意図を考える
では、なぜ企業側が10年後の自分について聞くのでしょうか。
その理由は、どんなキャリア象をその学生は抱いているのか、どんなスピード感覚を持っているのかを知りたいからです。
まずはキャリア象ですが、その会社である程度の経験を積んでいるであろう10年後、その学生はどんな仕事をしたいと考えているのかということを知りたいのでしょう。
つまり、スペシャリスト志向であるかゼネラリスト志向であるかということです。
スペシャリストとは、専門職のことで特定の仕事をこなすことをいいます。
一方でゼネラリストは総合職のように幅広い知識と経験を持っている人です。
その学生が10年後に何をしていたいかということを聞けば、その学生がどちらを望んでいるのかわかります。
そうすることでミスマッチを防ぐこともできるのです。
たとえば、会社としてはスペシャリストを育てたいと思っているのに、学生はゼネラリストを望んでいるのであれば、ミスマッチになります。
逆のことも言えます。
会社はゼネラリストを育てたいのに、学生はスペシャリストを望んでいるということもありです。
たとえば、スピード感覚も同じことが言えます。
スピードをもって仕事をこなし、早めに出世したいか、じっくりと仕事をこなし、ゆっくりしたスピードで経験を積み重ねていきたいかです。
この辺りも、企業側と学生とのミスマッチを防ぐことになるでしょう。
キャリアアンカーの考え方を見てみよう
アメリカの組織心理学者エドガー・シャイン博士が提唱したキャリア理論であるキャリアアンカーの考え方を見ながら、就活の軸を考えて10年後の自分に結びつけるとよいです。
キャリアアンカーには8つの軸があります。
一つ目は管理能力で二つ目は技術的・機能的能力、三つめは安全性で四つ目は創造性です。五つ目は自律と独立で六つ目は奉仕・社会献身、七つ目は純粋な挑戦、八つ目はワークライフバランスです。
こういったことを考えて、自分のキャリア象を思い浮かべてみましょう。
ポイントはどうなっていたいかを伝えること
「10年後の自分」を考えるポイントは、どうなっていたいかを相手に伝えることです。
それは「何をやりたいか」よりも大事なことでしょう。
なぜならば、そのように考えることで、どういうキャリアを歩みたいのかという自分の考えが見えてくるからです。
就活の選考は、事実を基にして自分を売り込む場になります。
うまく過去と結びつけながら、未来の自分を思い描いてみましょう。