【働き方別業界研究】20代でも稼げる業界は?
20代で年収1000万円は夢でしかないのか
少し前までなら年収300万円は低収入とされていましたが、格差社会やワーキングプアが加速している現代では、中流と判断されることもあります。
そんな二極化が顕著な時代において、20代のうちに1000万円もの年収を得ることができるものでしょうか。
ベンチャービジネスというものが当たり前となった現代では、学生のうちに企業することも決して珍しくありません。IT関連企業で1発当てれば20代で高収入を上げることもできるでしょうが、失敗するリスクも大きいものです。もう少し確実、安全に業界で20代で稼ぐ方法はないものでしょうか。
下記のように、企業単位では1000万を超える年収を目指せるケースもあるでしょうが、業界別となると1000万円を超える業界はどこなのでしょうか。
▷20代で年収1000万円が狙える企業 OpenWork 働きがい研究所
士業に注目
まず、専門的な知識や技術を必要とする「士」がつく職業について考えてみましょう。
医療業界において医師は高給取りとしてダントツの人気があります。
難関の医学部に合格した後に、学生生活をエンジョイすることもほとんどなく、6年間勉強、実習を積み重ねて国家試験に合格することで晴れてインターンとなります。勤務医は厳しい状況もありますが、開業すれば年収1000万円を超えることも夢ではないでしょう。
航空操縦士
航空操縦士こと、いわゆるパイロットは年収1200万円ほどといわれています。昔から男の子が憧れる職業としてランキングから外れることはなく、最近ではLCCの台頭によってパイロット不足から就職しやすいとされています。旅客機や貨物機、事業用ヘリコプターなどさまざま種類がありそれに応じて取得しなければならないライセンスにも違いがあります。
公認会計士
公認会計士も税理士も派手ではありませんが、安定した高い収入が得られることで人気です。
公認会計士は監査業務を独占してお子合うことができ、資本金5億円以上のクラスの大企業をクライアントとして仕事をすることができます。税理士は、一般の人々が苦手とする税務署類の作成や提出の代行や債務整理、遺産相続などさまざまな仕事に携わるものであり、公認会計士とともに年収が1000万円を超えるとされています。
弁護士
エリートの代名詞ともいえる弁護士は、民事事件、刑事事件それぞれで法廷に立ってクライアントの無実や減刑に資する仕事をします。
交通事故問題や離婚、親権、遺産相続などの家庭内争議など扱う問題が多岐にわたっており、企業の顧問を務めれば1000万円を超える年収を得ることも難しくありません。
士業に求められるものとは
20代であっても専門的な知識や資格を持っていれば、大きく稼ぐことはできます。
士業に共通する点としては、難関となる試験に合格して資格を取得するだけでなく、その養成機関である大学に入るのも容易ではないということです。豊富な知識や技術だけでなくクライアントと柔軟な対応をするためのコミュニケーション能力も必要となり、さまざまな資質や能力を兼ね備えていることも条件と言えるでしょう。
難関資格を突破するぶん、取得のためには相応の苦労が伴うでしょう。その点を考慮すれば、1000万円を超える年収というものも見返りとしては相応なのかもしれません。
無資格の仕事にも着目しよう
職業の中には、働くうえで資格の必要の無い仕事もありますが、資格が不要な仕事で1000万円の年収を超えるケースはあるのでしょうか。
資格が不要な仕事といえば、上記のような絵画の鑑定士や美術業者といった、いわゆる芸術関係の仕事などが当てはまるでしょう。絵画を初めとした鑑定士は、特定の資格が存在せず、知名度や信頼性をもって仕事を行っています。そのため、人気の高さが年収に直結すると言っても過言ではなく、カリスマ性と技術を併せ持った人間であれば、年収1000万円に達することもあるかもしれません。
これは、美術品を鑑定する側の話だけではなく「製作する側の人間」にも当てはまる話です。このほかにも、人気によって収入がアップダウンする仕事といえば、俳優や芸人、Youtuberなども該当するでしょう。
とはいえ、これらの職業は人気や信頼性によって収入の大部分が決まるぶん、それが失った瞬間に収入も損なわれるというケースも珍しくありません。無資格の仕事は、資格という信頼性を担保するうえで役立つ武器がはじめから存在しないぶん、失った信頼を取り戻すのも困難になるのです。
20代のうちに1000万円という高い年収に挑む場合は、相応の苦労やリスクが伴うことになるでしょう。
最後に、どのような仕事に就く場合においても、「何によって収入がきまるのか」という部分がハッキリと理解しておきましょう。収入が決まる要因が解っていれば、より高みを目指すには何をしなければならないか、という点も見えてくるため、1000万円という年収以外に、将来的なキャリアアップにも役立てることができます。