多くの企業で実施されるSPI
そもそもSPIって?目的は?
2010年代あたりから就活の必修科目のようになったSPI。
SPIとは、企業側が採用時に実施するテストのことで、言語分野、論理分野、性格分野の3つの分野にわたって統一のテストを実施し、志望者の職業適性を数値化します。
3つの分野の点数を合計したものがSPIにおける得点となり、一定以上の基準をクリアしていれば採用時にも有利になります。
オーソドックスな就職試験では、1次試験が書類選考、2次試験がSPI、そして3次以降が小論文や面接、という流れになっています。
SPIの結果だけで採用の可否が判断されるわけではありませんが、年を追うごとにSPI乃占めるウェイトが大きくなっており、学生にとっても対策が必須となっています。
今から始めたい!効果的なSPI対策
今の時代、SPI対策をまったく無視して就活に臨むことは、銃弾飛び交う戦場に素手で乗り込むようなものです。
多くの企業が採用試験においてSPIを導入している以上、学生のほうも適切なSPI対策をしたうえで就活を行うことで採用率を高めることができます。
SPIも一種の試験問題ですから、対策にあたってはまず、問題の大まかな傾向をおさえておく必要があります。
言語分野とは、言葉の理解を問うためのテストです。
回答はマークシート形式となっており、与えられた選択肢の中から適したものを選んでいきます。
問題の難易度はそれほど高くはなく、中学卒業程度の国語力が身についていれば平均点以上は獲得できるようにつくられています。
非言語分野とは数学的・論理的思考力が問われるテストで、こちらはマークシート形式ではなく、記述式で問題にこたえていきます。
文系の学生にとっては不利に感じられるかもしれませんが、こちらも言語分野と同じく、中学卒業程度の知識があれば平均点は確保できるように設定されています。
性格テストでは、汎用性のある設問にこたえつつ、自分の性格傾向について回答しています。
性格が数値化されることには違和感があるかもしれませんが、就活とはそういうものです。
性格テストでよけいな小細工をしても見抜かれますので、正直な回答を心がけましょう。
SPIが就活疲れを呼ぶ?
今や、就活のスタンダードになりつつあるSPIですが、一方で、有効性を疑問視する声もあります。
SPIは、学生にとっての負担が非常に大きく、特に性格テストでは真面目な学生ほど考えすぎるあまり「就活疲れ」を起こしてしまい、すべてがどうでもよくなってしまうこともあるようです。
性格テストで疲れてしまうのは、正解がわからないからです。
本当はないはずの正解を追い求めるあまりストイックになりすぎて、自分の性格や個性がよくわからなくなってしまう、というパターンも少なくありません。
性格テストは「本当の自分を知るためのテスト」ですから、深く考えすぎず、ひとつひとつの設問に正直にこたえることを心がけましょう。
企業にとってのSPIとは?
昭和から平成、そして令和と、日本の就活は今まさに過渡期にさしかかっています。
企業のほうもSPIを完璧に使いこなしているとは言いがたい面があり、「時代の流れだから仕方なく導入している」という企業が多いのも現実です。
ただ、世界的なトレンドを見ても、SPIは日本でもますます重要度が高まりますので、学生のほうも早い段階から対策を進めておきましょう。