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自己肯定感は低いとダメなの?

どうして自己肯定感が低いか?その理由を探る

現代社会の動向を知るうえで、重要なキーワードとなっているのが「自己肯定感」です。
低いことが良くないというのが通説になっており、いかに高めていくかをテーマにした記事や書籍などをよく見かけます。

しかしそもそも、どうして自己肯定感が低いのかその理由にはひとそれぞれ個人差がありますから、高める方法もひとそれぞれです。
それに、自己肯定感が低いことがそんなにダメなのか?という疑問あります。
例えば、世間ではびこっている「自己肯定感が低い人はダメ!」という話を自己肯定感が低い人が見れば、劣等感に襲われてますます自己肯定感が低くなってしまう恐れもあります。
こうした問題も含めたうえで、どうして自己肯定感の低さとどう向き合っていくのかを探っていく必要があるのでしょう。

まず自己肯定感の低さとして挙げられるのは、やはり「成功体験が少ない」点です。
とくに子供の頃に成功体感を味わえなかった、周囲から褒められる機会が少なかった場合に低くなりがちです。

同じことをした子供が2人がいて、一方には「すごいね、よく頑張った」と褒めて、もう一方には「それくらいしかできないの?」と不満を言ったとしましょう。
どちらが自己肯定感を味わえるかは、容易に判断できます。
親があまりにも子供に対して高いレベルを求めすぎたせいで、何をやっても褒めずに不満を口にしていると自己肯定感が低い人間に育ってしまうのです。

似たようなケースとして、子供の頃に周囲に甘える機会がもてなかったのも重大な理由です。
誰かに甘えるということは、誰かに受け入れてもらえるということです。
その機会がないと、「自分は誰にも受け入れてもらえない、価値のない人間なんだ」と意識を持ってしまうのです。
ほかにも、過去にいじめられた過去があり、性格的・身体的なコンプレックスを持っている場合なども大きな理由として挙げられるでしょう。

自己肯定感が低いとダメなのか?

自己肯定感の低さが問題なのは、何事にも消極的になってしまう行動に移せない、人とのコミュニケーションを円滑にできないといった社会生活に影響を及ぼす可能性があるからです。
しかし、必ずしもダメというわけではありません。
なぜなら、自己肯定感の低さは慎重さや思慮深さをもたらすからです。

なにかやろうとしたときに、ちょっと待てよと立ち止まって考えてみる、それが弱気や不安をもたらしてしまうこともあるわけですが、その慎重さや熟慮がよりよい選択や行動をもたらすこともあります。
自己肯定感の低さをうまくコントロールすることができれば、プラスに役立てることもできるわけです。

理想の状態とはどんな状態?

あいまいな表現になってしまいますが、自己肯定感が「高すぎず、低すぎず」が理想的です。
つまり、行動の際によく考える慎重さと、必要な時にちゃんと動ける行動力を備えている状態です。
自己肯定感が低すぎると、行動力が伴わず、高すぎると慎重さに欠けてしまうことがありますので、うまくバランスのとれた状態を身につけたいものです。