スタートダッシュで失敗しないために!就活スケジュールを把握しよう
就活はスケジュール管理、逆算が重要
私は、現在就活コンサルタントとして就活生の悩みや課題に寄り添って、少しでも希望の就職が叶えられるようにサポートをしています。
この記事を通して、就活の準備や自己分析、業界の研究や面接の対策など、就活に不可欠となるさまざまな情報や課題をクリアするためのヒントを示唆できればと考えています。
大学に入学するまで、就活が卒業次の4年生ではなく3年生で本格的に始まるということを知らなかったという人も多いのではないでしょうか。
2年次にはインターンシップの申込や自己分析もそろそろ始めなくてはなりません。
希望する企業や職種に就職するためには、内定をもらうまでの就活スケジュールをきちんと立てて、逆算しながら攻めていくことが大切です。
就活ルールが廃止される?
2017年卒の先輩たちから、採用面接などの開始時期が2ヵ月前倒しとなりました。
3月に会社説明会、6月に面接がそれぞれ解禁となることとなり、学生はこれまでよりもさらに早くから就活に向けての取組を始めなければならなくなりました。
しかし、労働力不足、人手不足が深刻化するなか、企業による学生の獲得競争は激化の一途をたどっており、経団連非加盟企業による青田買いも行われている現状があります。
そこで、2018年9月、経団連会長が記者会見をし、2021年春以降入社の学生から、会社説明会や面接などの解禁日を定めた就活ルールを廃止すると発言しました。
現状のスケジュールを堅持すべきとする日本私立大学団体連合会の調整は今後難航することが考えられますが、学生はスケジュールの変更に振り回される可能性が高くなりそうです。
現状の就活スケジュール
就活はそもそもいつ、どんなことをすればいいのかよくわからないという学生のために、2019年卒を例として就活スケジュールの全体像を示します。
逆算すると2017年6月頃からは就活の準備に入らなければなりません。
視野を広げるため、また、興味のある仕事を深く知るための業界研究、企業研究とともに自己理解のための自己分析も始めましょう。
2018年3月になると本格的に就活が始まります。
個別企業の説明会が集中するのも3月~4月です。
OB・OG訪問、個別企業訪問など、企業と接触する機会が増えますが、並行してエントリーシートの記入、提出もしなければなりません。
まだ少しでも余裕がある時期に、計画を立てて企業研究などを詰めましょう。
志望動機や自己PRなどの最終確認とともに筆記試験への対策も行っておきましょう。
2018年6月からは選考も本格化し、早くも内々定が出始めます。
自分が希望する企業に出会うまでは半年以上かかることもあるため、就活が長丁場となることもあります。
採用予定者に内々定者が満たない企業、通年で採用をしている企業、夏休み以降に採用活動を実施する企業など、さまざまな企業があるため、企業の選考スケジュールを事前にキャッチしておくようにしましょう。