面接の練習は何をするべき?
1人でできる面接の練習方法
質問を設定して、その質問に対してどんな答えをするかについて、実際に文章の形で書いて声に出して言ってみます。
頭の中で「こう言おう」と思っているだけだと、いざ質問に答えるときにうまく話せません。
敬語の使い方ばかりに気を取られてしまい、失敗することもあります。
事前に言いたいことを文章にしておいて、それを声に出して言うという練習をしておくと、本番の時にも落ち着いて話すことができます。
ただし、一言一句暗記しないようにします。
暗記していると話し方が不自然になりますし、1つの箇所でつまずいてしまうとその後が出てきません。
それで、原稿を見ながら練習をしたら、今度はポイントだけを記した紙を見ながら話してみてください。
ポイントだけ押さえていれば、質問のされ方が自分の想定していたものと違っていても柔軟に対応できます。
鏡の前に立って練習したり、スマホで動画を取って後でチェックするというのも良い方法です。
動画を見直すと、声や表情などの改善点がよくわかります。
にこやかに話しているつもりでも表情が暗かったり、自分では気が付かなかった癖に気が付くこともあります。
周囲に協力してもらう面接の練習方法
もし時間的な余裕があるなら、誰かに面接官役になってもらい、どこをどんなふうに改善すれば良いかアドバイスをもらいましょう。
率直に意見を言ってくれる友達や家族を選ぶことがおすすめですし、自分の家や大学、友人の家など、場所も気にせずすぐに練習ができます。
ただ、親しい間柄ということで緊張感が欠けてしまうことがあるので、本番のつもりで真剣に練習しましょう。
もしOBやOGで頼める人がいるなら、頼んでみましょう。
すでに面接を経験している人たちなので、家族や大学のクラスメイトでは気づかない点を指摘してくれるかもしれません。
自分が友達の面接官役になるという方法も効果的です。
面接官の立場から応募者を見ることができ、どんなことが好印象につながるのかがわかります。
たとえば、話している内容が良くても声が小さい、姿勢が悪い、無表情、目を見て話さないといったことは、良くない印象を当ててしまうということがわかるでしょう。
また、好印象を与えられる話し方についてヒントを得られることもあります。
大学のキャリアセンターが模擬面接講座を開設しているなら、それを利用することもできます。
また企業や学生団体、就活支援会社が主催している就活イベントに参加することもできます。
就活イベントの中には、模擬面接セミナーなど、面接に特化したイベントもあります。
就職をサポートするエージェントに登録して、企業紹介、面接対策、履歴書の書き方などを総合的に援助してもらうという方法もあります。