自己紹介のコツ
自己紹介と自己PRの違いを知っておこう!
面接のときによくやってしまいがちな間違いが、「自己紹介と自己PRを混同してしまうこと」です。
自己紹介が求められているときに熱心に自己PRをやってしまい、「この人は質問の意図をよく理解できていない」と採用担当者からマイナス評価を受けてしまう、そんなことがないようまずこの2つの違いを知っておきましょう。
自己紹介とは、「自分はどんな人間なのか」を知ってもらうためのものです。
学生時代、クラスメートになった人たちを相手に行った自己紹介を思い出してみましょう。
出身地や出身の学校、趣味や特技、性格的な特徴(人見知りしやすいなど)を紹介したはずです。
企業の面接における自己紹介も基本的には同様で、この自己紹介でもって自分を知ってもらい、興味を持ってもらうわけです。
それに対して自己PRとは、自分を売り込むためのものです。
自分にはこんなことができる、こんなにおもしろい人間である、付き合ってみて損はない、ぜひ仲良くして欲しい、といった自分の強みを並べ立てるのが自己PRです。
企業の面接における自己PRでは、これまでの経験や取得した免許・取得などを土台にしつつ、その会社でどれだけ活躍できるかをアピールしていくことになります。
知っておきたい自己紹介で見られるポイント
自己紹介では内容はもちろんのこと、印象がとても重要になります。
相手の目を見て、ハキハキと歯切れよく話すことが第一です。
それから、できるだけ簡潔な内容を心がけること、そしてあくまで自分の言葉で話すことが重要です。
いかにも事前に内容を丸暗記したような内容を並べ立てる話し方だと、表情も硬くなってしまいます。
それから、少しだけ自己PRになるような内容を盛り込んでおくこともポイントです。
この自己紹介で取り上げた内容をとっかかりにして、うまく自己PRに持っていけるようにしましょう。
自己紹介で伝えたいポイント
丸暗記のような内容を避けることからも、「自分のことや考えを自分の言葉で伝えること」がまず第一です。
そして、しっかりと考えた志望動機を伝えることが重視されます。
自分がどうしてこの会社に応募したのかを伝え、熱意や意欲を伝えられるようにしましょう。
繰り返しになりますが、明るく元気よく話すこと、そして簡潔にまとめることが注意点です。
自己紹介は、コミュニケーション能力が問われる場でもあります。
相手に好印象を与える話し方ができるか、臨機応変な受け答えができるか、そして会話が一方通行にならず意思疎通がしっかりできるか、こうした面もチェックされています。
どうしても緊張して事前に用意しておいた内容を一方的に話してしまいがちですが、かならず相手の反応もよく見ながら話すようにしましょう。